分光色差計で車磨き研磨の仕上がり判定

先日2018年8月29日・30日に鹿児島で開催されました、JCA
日本コーティング協会主催の講習会に愛媛より行ってきました。

何の講習なのかと言いますと、今まではコーティング剤を塗る前の段階、
即ち車磨き研磨を終えた状態で、「ツヤ」がどれ位あるのかを目視判定
で行なっていました。

今回はそのツヤ判定を、「分光色差計」を使って計測するという、
世界初の判定方法についてが講習内容になります。

講師はケヰテック株式会社 金子 幸嗣(かねこ こうじ)代表

先ずは座学にて理論から徹底的に教えていただきました。

忘れかけていた三角形の計算などなど・・・

学校で学んだことがやっと仕事で発揮された瞬間でした。

その後、スマホの保護シート表面などを使い実際に計測を行い、
計測結果をパソコンに入力して行き計測器に慣れる訓練を

参加メンバー全員で行いました。

そしていよいよ車の塗装で計測、試験用ボンネットを使いますが

比較しやすように1200番のペーパーで浅い傷を入れます。

各種ポリッシャーでバフ・コンパウンドなどを変えながら

パネルを区間ごと実際に磨いて行きます。

一見するとそんなに違いはなさそうですが、

分光色差計で計測すると・・・・・

分光色差計を用いて、20箇所測定後、パソコンにて計算し、
「ΔE✳︎ab」という数値を導きだすことで、研磨が適切に行われているかが、明確に算出できます。

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測色計を用いた評価方式について

この評価方式は日本コーティング協会が、月間BSRに連載された、「研磨した塗面のツヤを測色する」(ケヰテック株式会社金子代表投稿)の内容に基づき、金子代表立会いのもとご協力いただき、更に工夫を重ね出来上がった評価方式になります。
日本コーティング協会は、お客様にワンランク上のコーティング・サービスを提供するとともに、優れたコーティング技術の存在を一般に広く知らしめることで、お客様の満足度向上と業界のボトムアップを図ることが目的で活動している協会です、

従いまして、

興味がある方は、必ず社団法人 日本コーティング協会にお声をお掛けください
評価方法のみを真似ることではなく、

なぜ、ツヤが測色できるのか?、ツヤの色による数値化が必要なのか?、それの根拠、他の方法との比較や優劣、注意点など、を丁寧に説明して、話し合うことが出来ます。

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